動的ストレッチとは?パフォーマンスを最高に上げるメニューを大公開

■ ラジオ体操?動的ストレッチとは

動的ストレッチは、運動前のウォーミングアップで行う方法のひとつです。関節の運動と一緒に、これに関わる筋肉を伸ばしていきます。一部の筋肉を直接的に伸ばすのではなく、数か所を一緒に伸ばす為、そのあと行うメインの運動へ移行しやすくなるというメリットがあります。ラジオ体操はそのよい例です。


■ 動的ストレッチの効果やタイミング


動的ストレッチの効果は主に2つです。
ひとつは、筋肉と関節を同時に動かし、全身の協調性を高めるので、メインの運動でのパフォーマンスアップにつながります。
もうひとつは、怪我の予防です。動的ストレッチには、筋肉を伸ばすだけでなく、緊張を和らげる効果があります。余計な力を使わないで運動に取り組むことで筋肉が引き攣るなどの減少を軽減できます。
このため、動的ストレッチは運動前に行うのがベストでしょう。


■ 基本の動的ストレッチメニュー


先述の通りラジオ体操が良い例です。その他、肩甲骨を回す、手首足首を回す、股関節の開閉、足を開閉してジャンプをする、などもあります。
メインの動きを小さく行うことも効果的ですので、メインがサッカーなら足を振る、短距離ならランニング、ボクシングならシャドー、などが挙げられます。
さらに効果を高めたい場合には、上半身右側×下半身左側のように対角線上でのストレッチを同時に行うのがオススメです。例としては、お腹の右側面を伸ばしながら、左のアキレス腱を伸ばす等です。1歩前に踏み出しながら行うのがポイントです。


■ 動的ストレッチを行う前に気をつけるポイント


気温にもよりますが、動的ストレッチを急に行った結果、逆に筋肉が引き攣ったり、関節を痛める場合があります。ポイントとしては、徐々に動きを大きくしていくことです。呼吸、筋肉、関節を連動させることを意識して是非日々の運動前に取り入れてみてください。