暗闇ボクシングでディフェンスの動きが入る理由とは|ボクシングフィットネスジムNOA

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はじめに

暗闇ボクシングというと、クラブのような雰囲気の中でサンドバックを思いっきり
叩く!というイメージだと思いますが、実はパンチだけでなくディフェンスの動きも
入ったコンビネーションで行っております。


■ 暗闇ボクシングで使われる代表的なディフェンスの種類

(1) ダッキング

しゃがんで相手の攻撃を避ける技です。膝の屈伸を使って身体を
かがめて回避します。頭を下げるだけの動作になりやすいので
膝の屈伸を使うことで運動効果も上がります。


(2) スウェー

身体を後ろに反って避ける動作です。ポイントとして上半身を反らすというよりは後ろの足に体重移動をすることです。


(3) ロールイン、ロールバック

相手のパンチを円を描くようにかがんで避ける動作です。
前に向かってくぐる動作をロールイン、後ろに向かってくぐる動作を
ロールバックといいます。上半身だけで動かずに膝を柔らかく使い
かがむことがポイントです。


■ 暗闇ボクシングでディフェンスの動きが入っている理由

ディフェンスが入ることでより実践に近いボクシングの動作ができます。
さらには、攻撃(パンチ)の予備動作としても使えます。
走り幅跳びの助走のような役割がイメージしやすいでしょうか。
例えばただクロスを1発打つよりも、スウェーで後ろ重心にしてからクロスのほうが体重移動の力が大きくなるのでより強く打てるのです。
実践的な動作+エクササイズ効果も考えたうえでパンチだけでなくディフェンスの動作が入っています。


■ ボクシング界のディフェンスの神

一概には言えませんがやはりボクシング界の神様的存在のフロイド・メイウェザー選手ではないでしょうか。那須川天心選手とのボクシングルールでのエキシビションマッチは記憶に新しいと思います。メイウェザー選手はダッキング、スウェー、ロープワークなどの技術を駆使し、50戦50勝、5階級制覇と、まさにボクシング界唯一無二の存在です。基本の動作はもちろん、反射神経、経験則でのディフェンス、さらに特徴的なのは『L字ガード』です。
バックハンドを顎の下に、リードハンドでボディを守るガードです。


■ 一人で出来るディフェンスの練習のしかた

パンチングボールなど動いている物体を避けるというのが1番実践的な
練習だと言えますが、ノアで行っているボクシングはエクササイズ要素も
入ったプログラムです。運動効果を出すためにという観点で言うと
ひたすらディフェンスの形を反復することです。
最初は正しい形を覚え、レッスン中は音楽に合わせて次の動きへの集中力も
必要になる為、無意識に正しい形で動けることが大事です。


さいごに

ディフェンスについての内容でしたがいかがだったでしょうか?
ボクシングというとパンチのイメージですが、ディフェンスをしっかり
覚えることで運動効果、パンチの威力などパフォーマンスが上がるかも
しれません!ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

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