【レッスンで使うパンチ】知っておきたいボクシングの基本フォームと4つのパンチ基礎知識

「では、思いっきりパンチを打ってみましょう!」と言われても、ボクシングをやったことがない方は、どうやってパンチを打ったらいいかわからないと思います。ここでは、ボクシングの基本フォームとレッスンで使われるパンチの種類、打ち方をご紹介します。
  • 基本フォーム

    足の位置は右利きの場合は、左足を前に、左利きの場合は、右足を前に出します。足の幅は、肩幅より少し広いくらいを目安にします。腕の構えかたは、脇をしめたまま、顔の前まで持ってきます。お腹に少し力を入れ、顎を引き、猫背気味に構えます。

    基本フォーム
  • ジャブ

    ジャブは相手との距離をはかるパンチです。後ろの腕は基本フォームの顔の横でガードしたまま、前の腕で素早くまっすぐ打ちます。また、打ったら直ぐに腕を引き基本フォームに戻るようにします。1回1回確実に打てるようになったら強く打たずに軽く素早く2~3回連続で打つ練習をしましょう。

    ジャブ
  • クロス(ストレート)

    クロス(ストレート)は相手にダメージを与えるパンチです。構えている後ろの腕を、まっすぐ目標に向かって力強く撃ち抜きます。手打ちにならないよう腰をしっかりと回転させることを意識します。打ったら直ぐに腕を引き基本フォームに戻るようにしましょう。

    ストレート
  • フック

    フックは相手を横から打ち抜くパンチです。基本フォームから顔は真直ぐ向けたまま、腰をしっかり回転させて、腕を力強く振り抜きます。腕で打つのではなく腰の回転で打つという意識を持って行ないましょう。打ったら必ず基本フォームに戻るようにしましょう。

    フック
  • アッパー

    アッパーは相手に向かって下から上へ突き上げるパンチです。顔は真直ぐ向けたまま、ひざを若干曲げ、ひざのバネを使って伸び上がると同時に腕を下から上へ突き上げます。腰と踏み出す足のつま先も連動させて回転させます。流れるような動作で素早く打ち込むことを目標にしましょう。

    アッパー