腰回りの「浮き輪肉」を落としたい!|ボクシングフィットネスジムNOA

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はじめに


皆さんこんにちは!関東は梅雨も明け、暑い日々が続いておりますが皆さんはしっかり体調管理をしながら運動していますか?さて今日の話題は"浮き輪肉"です!
浮き輪肉って何?って方も浮き輪肉落としたくて仕方ない!って方もぜひ読んでみてください!


■ 腰回りの浮き輪肉の原因とは


(1) 腰回りのお肉は皮下脂肪


腰回りに付いた脂肪が、まるで浮き輪を付けているように見えることから"浮き輪肉"と言われています。ほっそりしたくびれや、引き締まったお腹、シックスパックなどを目指す方からしたら浮き輪肉ほどの厄介者はありません。
実は腰回りについた肉は皮下脂肪と言って、皮膚のすぐ下の皮下組織に存在します。 女性らしい胸やヒップの丸みを作っていたり、衝撃や寒さから体を守ってくれたりと大切な皮下脂肪。しかし腰まわりに脂肪が溜まると全体的にぽっちゃりした印象に...。
では、脂肪はなぜ腰まわりに付きやすいのでしょうか?


(2) 腰回りに贅肉がつく原因


・体の冷え
下腹やお尻を触った時、ひやりと冷たい方は要注意!体が冷えると代謝が落ちて脂肪を溜め込みやすい体になってしまいます。原因としては「内臓を冷やす食べ物や飲み物の取りすぎ」「冷房による冷え」「下着の締め付け」「ストレス」「運動不足」などが挙げられます。もし当てはまるものがあればひとつずつ改善し、一日の終わりにはできるだけ湯船につかって腰まわりを温めるよう心がけましょう。


・姿勢の悪さ
試しに腰や背中を丸めて"悪い姿勢"になってみてください。
お腹の筋肉が働かずプヨプヨしていませんか?このような姿勢のまま生活していると、筋肉が働かないため腰まわりがたるんできてしまいます。よい姿勢をキープするには「姿勢を意識すること」と「姿勢を維持する筋力」が必要です。
[姿勢保持筋]ともいわれる体の深層の筋肉(インナーマッスル)を鍛えるために、ぜひ定期的に運動する習慣をつけましょう。


・基礎代謝の低下
基礎代謝は、年齢と共に低下する一方。同じ運動をしても、10代と30代では脂肪燃焼率に差があります。特にお腹周りは冷えやすく、さらに筋肉も少ないので脂肪を燃焼させることが難しい部位。一旦脂肪がついてしまうと落ちにくいのも、浮き輪肉の原因となります。


・股関節の歪み
長時間同じ姿勢が続くと、股関節が固くなってしまいます。それが原因となり股関節の歪みが生じることで、腰回りに脂肪がつきやすくなるという悪循環も。習慣的に運動やストレッチなどをしながら股関節の歪みを防ぐことが、浮き輪肉の予防にもつながります。


(3) 腰回りの贅肉が落ちにくい理由とは


理由としてはたくさん挙げられます。加齢と共に代謝が落ちてしまったから、産後に体形が変わってしまったから、骨盤が歪んでしまったからなど様々な原因がありますが、一番大きな原因は腰周辺のお肉の「癒着」です。
小さい頃は、体育の授業や部活で、気づかないうちに体を捻じったりしていたと思います。でも、大人になってから動く量もさることながら、体を捻じる動きを日常的に行うこともあまりありません。そのため、動かないところは癒着をし、どんどん脂肪をため込みやすい状態にしていってしまいます。
ダイエットして、体重は落ちたのに腰肉だけ落ちない!と思っている方も、この癒着を取ってあげることで腰肉を落としていくことが可能です。


■ 浮き輪肉を撃退!簡単トレーニング


それでは次に浮き輪肉をなんとかするためのトレーニングをご紹介します!

(1) プランク


肘を地面につけて行うエルボープランクと、手を地面につけて行うフルプランクがあります。エルボープランクの方が負荷が強いので初めて挑戦する方はフルプランクから行うとGood!
一旦うつ伏せになって、肩の真下に両手をつけます。足はまっすぐ後ろへ伸ばしつま先を立てて、腕を伸ばし体を持ち上げます。横から見て半正三角形のようなフォームになればOKです。頭から踵までが直線になるよう意識し、お腹の内側(体幹)で体を支えるイメージで20~30秒キープしてみましょう。お尻が上に上がったり、逆に下がりすぎて腰を反らしたりしないよう注意です!


(2) プランクスイング


プランクの応用です。プランクの体勢をキープしたまま、腰を左右に振ります。体幹と脇腹を使ったトレーニングとなり、浮き輪肉全体に刺激を与えていきます。腰を反りやすいので常に骨盤の向きに注意しながら左右10回ずつを2~3セットやってみましょう。お尻が地面に着くギリギリのところまで落として、お腹の力で元の位置に戻すことを意識して、難しければ1セットだけでもチャレンジしてみてください!


(3) プランクツイスト


さらに応用です!フルプランクの体勢をキープして、その状態で足を動かしていきます。右足の膝を左腕の肘に近づけるように持ち上げて下ろし、今度は逆の左足の膝を右腕の肘に近づけるように持ち上げて下ろします。これを左右10回ずつ2~3セット繰り返しましょう。
お腹の捻りを意識して下さい。これも浮き輪肉全体に効かせていく動きです。なるべくお尻が上下に揺れないよう体幹で支えながら動かして下さい。


■ 日頃から腰回りのストレッチ


腰回りに癒着した脂肪はストレッチしてほぐすことでさらに落としやすくもなります。ここからは腰回りに効くストレッチを紹介していきます!

(1)
胡坐をかいて座り、片足は真っすぐ伸ばします。片足のつま先を天井へ向け、体を横に倒してつま先まで手を伸ばします。息を吐きながら行うのがコツです。勢いをつけてつま先を触るのではなく息を吐きながら少しずつ体を倒して、いけるとこまで倒したらそのまま10~20秒ほどキープしましょう。届かなければ届くところまででOKです。


(2)
次に足首を持って足裏をお尻にくっつけるように持ち上げましょう。そのまま同じく10~20秒くらいキープします。腰回りと鼠径部の筋肉が伸びて、リンパの流れが良くなります。勢いをつけずゆっくり息を吐きながら行って下さい。


(3)
最後に、胡坐をかいたまま上体を前に倒しましょう。息を吐きながらまっすぐ腕を伸ばし、出来るところまで倒れていきます。前に倒れると、お尻の筋肉にも効いてきます。腰回り・お尻の血流やリンパの流れが良くなり小さく細くしていくことが出来ます。余裕がある方はぜひべったり全身地面にくっつけてみて下さい!腰回りの肉がリンパで流れるように、周辺の筋肉も血行良くするのがコツです。


立ったまま骨盤回しを行ったり骨盤を閉めるようなストレッチもおすすめです。湯舟につかりながら、お風呂上りにリラックスしながら地道にストレッチで伸ばすのが良いでしょう。ゴムをいきなり引っ張ると切れてしまうのと一緒で、筋肉や筋を勢いつけて動かしたり引っ張ったりすると痛めてしまうので、ストレッチを行う際はあくまでゆっくり、痛気持良いくらいのところで呼吸を意識しながらやってみて下さいね。


■ さいごに


いかがでしたでしょうか?腰回りについた脂肪はなかなか落ちにくいですが、日々無理のないトレーニングやストレッチを行うことで少しずつ落としていくことは可能です。なかなか結果が出ない!と諦めず、根気強く粘り強く続けていきましょう。いつか習慣化したその時に、見た目がすっかり変わっているはずです!