はじめに
たんぱく質には動物性と植物性の2種類がございます。
それぞれどのような違いや特徴があるのか気になっている方もいると思います。
そこで今回は、植物性・動物性の違いについてご紹介します。
植物性と動物性 たんぱく質の違い
植物性たんぱく質と動物性たんぱく質の大きな違いとしては、必須アミノ酸のバランスや体内の吸収率があります。
動物性たんぱく質の多くは、必須アミノ酸9種類をすべて含んでいますが、植物性たんぱく質は一部不足している必須アミノ酸があります。
また、体内での吸収率は、動物性たんぱく質が97%に対して、植物性たんぱく質は84%です。
短期的ダイエットや運動後であれば動物性、長期的ダイエットにおすすめなのは植物性になります。
ダイエット成功の鍵は植物性と動物性の割合にあり!
毎日のたんぱく質摂取の理想的な割合は動物性:植物性=1:1です。
どちらも豊富に含んでいる栄養が別々なので、偏ることなく摂取することで健康効果を最大化させます。
一般的には現代の欧米化した食事において、動物性タンパク質が過多となりがちな傾向があるため、意識して植物性タンパク質をとれると良いでしょう。
ダイエット効果を最大化!バランスの良いたんぱく質の摂取方法
バランスの良いたんぱく質を摂取するには、必須アミノ酸がバランス良く含まれたたんぱく質「良質なたんぱく質」を摂取する必要があります。
良質なたんぱく質を含む食材には、肉・魚・卵・大豆・乳製品等があります。
食事に取り入れる例としては、こんな感じです。
具体的な食事例
朝食
植物性タンパク質:オートミールにアーモンドミルクを加え、ベリーとナッツ(アーモンドやクルミ)をトッピング。
動物性タンパク質:低脂肪のヨーグルトを一緒に食べる。
昼食
植物性タンパク質:キヌアサラダに黒豆やチックピー(ひよこ豆)を加え、アボカドやさまざまな野菜をトッピング。
動物性タンパク質:グリルチキンのスライスやゆで卵を加える。
夕食
植物性タンパク質:豆腐ステーキやテンペの炒め物に、さまざまな野菜(ブロッコリー、パプリカ、ズッキーニなど)を添える。
動物性タンパク質:サイドに少量のサーモンやツナを加える。
最後に
いかがでしょうか。
今回はたんぱく質の種類について説明しました。
これを機にバランスの良いたんぱく質を沢山摂取して、良いダイエット生活を送りましょう!