ビール腹に効く最短ダイエット!おじさんボディを解消しモテボディへ

1大好きビールが悪者なの?ビール腹の中身と原因!

1-1 ビール腹はビール自体が悪いわけではない?

ビール腹とは「ビールを飲み過ぎた」ことによるお腹・・という意味ではありません。 昔ビールを製造する時に使われていた「ビール樽のようなお腹」という意味なのです。 しかし現実にビール好きの方にぽっこり腹の人が多いのも事実です。 アルコールは非常にカロリーが高く、そしてアルコール度数自体が熱量ですので、多くあるアルコール類の中ではビールは比較的低い度数のお酒と言えます。 download.jpg

1-2 ビール腹の本当の原因

理論上ビールは太りにくいお酒なのですが、それでも太ってしまうのは「おつまみ」が原因なのです。 お酒を好きな人の中で比較すると、度数の低いものを好む人の方が、肥満率が高いと言われています。 そして度数が低いお酒はヨーロッパでは「食中酒」と位置づけられ、食事をしながら飲むのに適したアルコール度数です。 ビール以外にはワインや日本酒がこの仲間になり、ウイスキーやブランデーなど度数の高いものは「食後酒」そしてシェリー酒などは「食前酒」とされています。 ビールが好きな人はおつまみを多く食べる傾向があり、また飲食にかける時間も長めで、通常の食事と比べるとかなりの量の摂取カロリーとなり、これがビール腹の原因となります。


2女性にはビール腹にならないって本当?


2-1 なぜ女性はビール腹にならない?


 女性がビール腹にならない理由は、男性との体の作りが違う点にあります。女性は子供をお腹の中で育て、約10か月と10日で出産します。女性は約10か月と10日の間子供をお腹の中で守る必要があり、保温機能が必要です。女性は男性には少ない皮下脂肪を保温機能として活用するため、内臓脂肪よりも皮下脂肪の方が付きやすくなっているといわれています。その為ポッコリお腹ではなく全体に脂肪がついていくのです。


2-2 女性がポッコリお腹になる理由とは


 女性のポッコリお腹の原因で一番多いのが便秘です。でなければ出ないほどポッコリ出てきて、ガスもたまってとても大変な便秘は、女性の悩みに多い問題です。適度な食物繊維や水分、市販薬を使い上手く付き合っていく必要があります。快便だけどポッコリお腹で悩んでいる方もなかなか多いのが現状です。そんなポッコリお腹は思い込みによるもの。運動をして引き締めるという気持ちを持ちながら腹筋などの筋トレをするとすっきり解消することができます。

3"ビール腹"を解消するには腹筋だけじゃダメ

3-1 どうして腹筋だけじゃダメなのか

 ビール腹の原因は表面についた皮下だけ脂肪ではなく、内臓脂肪がその原因となっている点にあります。 内臓脂肪というのは、その名の通り「身体の奥深くの内臓脂肪周りについた脂肪」なのです。この内臓脂肪は、クランチをしても効果が届きません。全く効かないというわけではありませんが、効果は薄いと言えます。

3-2 内臓脂肪の除去に有効な有酸素運動

 ランニングなどの有酸素運動は負荷の弱い長時間継続することが出来る運動のことで、身体に貯蓄された脂肪を燃焼させることでエネルギーへ変換させるので、結果的に内臓脂肪が解消されていくというわけです。 クランチなどの筋トレメニューは逆に無酸素運動なので、脂肪を燃焼させるというより筋肉組織を強化するという意味合いが強いです。

3-3 より効果的に燃焼するために

 さらに有酸素運動の効果を高める為に、有酸素運動は腹筋系の筋トレが終わった後に取り組むようにしてください。筋肉は初めほとんどが未稼働状態です。この状態のままだと、酸素を十分に取り込めず有酸素運動をしても脂肪燃焼効果が半減してしまいます。 これは筋トレを行うことで稼動させることが出来ます。 そうすることでより脂肪燃焼効果が高まり、同じ時間の有酸素運動でも差が生まれてきます。これを順に効率よく燃焼させていきましょう。


4毎日続けよう!簡単エクササイズ


4-1 継続が大切


 何事も習慣が定着するまでが大変です。短期間でどうこうするというより、少しずつで構いませんので行いましょう。
その為には自分の体調や体型に見合った回数と負荷量が大切です。

4-2 具体的な簡単エクササイズ方法

 お尻やお腹周りは、特に脂肪がつきやすいと言われています。 代表的な筋肉として、大腿四頭筋やハムストリングスと言われる「太ももの筋肉」と大臀筋や中臀筋と言われる「お尻の筋肉」があります。太ももとお尻の筋肉はお腹の筋肉と密接に関係しています。その為、ビール腹の解消につながります。 ①ヒップリフト その名の通り、お尻(ヒップ)を上げる(リフト)という動作です。 ・ヒップリフトのフォーム 1.床に仰向けで寝る 2.足を90度に曲げて落ち着かせる 3.手は、30度ほど開いてリラックスできるフォームを構える(セットポジション) 4.お尻をグッとあげる 5.お腹と足の膝が直線になるまでお尻をあげたら、一度停止する 6.しっかりと呼吸して、大臀筋の収縮を感じる 7.ゆっくりとお尻を下げていく

ヒップリフトのフォームで重要なポイントは、お腹と膝が直線になるまでお尻を上げたら、一度停止すること。シンプルなトレーニングですが、しっかりとそこを意識するだけで効果を感じられます。小さいことですが、必ず意識するようにしましょう。
・ヒップリフトのメニュー
1.しっかりとセットポジションを構える
2.お尻をグッと天井に突き上げるように上げる
3.膝とお腹が一直線になったら、一度停止する
4.大臀筋の伸張を感じながら、ゆっくりと腰を落としていく
5.お尻の上下運動を10~15回ほど行う
6.インターバル(1分間休憩)
7.残り2セット同じ動作を行う

ヒップリフトを行う際、大臀筋の収縮と伸張を意識してトレーニングを行いましょう。特にお尻をあげる時は、大臀筋をしっかりと収縮させることが重要です。筋トレ初心者の方は、手で地面を押してしまわぬように注意してヒップリフトを行いましょう。

②ランジ
ランジは多くの人が取り組んでいる筋力トレーニングですが、正しいフォームできちんと行えているという人はかなり少数。そのため、まずはレッグランジの正しいフォームからレクチャーしていきます。1つずつチェックしていき、正しいフォームを身につけてからトレーニングに臨みましょう。

・ランジのフォーム
1.足を肩幅と同じくらい開いて立つ
2.手は頭の後ろに構える(セットポジション)
3.片足を大きく前に出して、体を真下にぐっと下げる
4.(3)の時、背筋をまっすぐにするために顔はずっと前を向いておく
5.戻る時に開いた足でぐっと地面を押し出すように戻す
6.逆足でも同じ動作を繰り返す

ランジのフォームで注意してほしいポイントは、背筋は常にまっすぐの状態でトレーニングを行うこと。背筋が曲がってしまうと重心が変わり、ハムストリングスや大腿四頭筋を上手く刺激できません。レッグランジを行う際は、常に正しい姿勢を意識するようにしましょう。

・ランジのメニュー
1.しっかりとセットポジションを作る
2.片足を大きく踏み出して、体をぐっと真下に下げる
3.セットポジションに戻る
4.器具なしの場合、自分の限界数までトレーニングする
5.インターバル(1分間休憩)
6.残り1セットまたは2セット同じ動作を行う

器具なしランジは、ダンベルやバーベルで行うランジと違い、限界数まで行うのが特徴。理由としては、体重しか負荷がかからないので、人それぞれ体重と筋肉には差が生じるためです。筋トレ初心者の方は、もう限界だと感じた時にインターバルを入れるようにしましょう。

5それでもビールが飲みたいなら。

5-1 ビールのカロリー

 ビールのカロリーはサッポロ黒ラベルで350ml-140kcal、キリン一番搾りで143kcalと意外と低カロリーです。では何故ビールで太るというイメージがあるのでしょうか?それはビールに含まれているアルコールが食欲増進の効果があり、おつまみを食べ過ぎてしまうからです。 頭では低カロリーなおつまみ、低カロリーのビールを選んでいるつもりでも食べる量が増えれば太るのは当然です。 またよくビール腹なんて言われますが、実はビール単体では太ることはなかなかありません。 なぜならば、アルコールのカロリーは摂取した直後から消費され、すぐになくなってしまうからです。(これをエンプティカロリーといいます。) ただ、アルコールを摂取している状態だと一緒に食べたおつまみの糖質や脂質の消費が遅れ、体に蓄積されやすくなります。


5-2 太らないビールの飲み方


 ビールは低カロリーでもアルコールのせいで食欲旺盛になり、その食欲を我慢するのがストレスになることや、酔っ払うと気が緩んで食べてしまうのでダイエットにお勧めできません。
低カロリーのビールであれば大丈夫と思うことも多々あると思います。しかし、酔っ払い始めると気が大きくなり、食欲も出てきて気が付いたらあれもこれもと食べてしまいます。
ダイエット中にもお酒が飲みたかったら、最初にガッツリと揚げ物を食べると良いでしょう。
最初に食べることで胃の中に脂質をたくさん放り込んでからアルコールを摂取すれば、その脂質の消化は遅くなります。

お酒そのものが悪いのではなく、お酒を飲む際のおつまみが原因ということを忘れずに飲むことを心がけましょう。おいしく、健康にビールを楽しめるよう今日から意識を変えてみてください☆