アスリートも取り入れるスポーツアロマとは?|ボクシングフィットネスジムNOA

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はじめに

香りを楽しんでリラックスするために使うイメージが強いアロマですが、最近では怪我の予防や筋肉痛の緩和などを目的として、スポーツ界でも取り入れられています。
今回は、そんな「スポーツアロマ」についてご紹介します。


■ スポーツアロマとは

スポーツアロマとはアロマセラピーをスポーツの分野に生かし、けがの予防や筋肉痛の緩和、ホルモンバランス調整、早期の回復など、スポーツをする際のコンディショニングに生かしたものを「スポーツアロマ」と言います。


■ スポーツアロマの役割と効果

(1) 集中力の向上

香りは嗅覚を通じて脳に届き、感情や身体にはたらきかけます。試合の前など、集中力を高めたいときには「ペパーミント精油」や「レモン製油」の香りがおすすめです。


(2) 筋肉疲労の緩和

運動後の強ばってしまった腕や足には、血行を良くしたいときに使われる「ローズマリー精油」や、鎮静・リラックス作用のある「ラベンダー精油」を使ってみましょう。皮膚からの心地よい刺激と立ち上がる香りが穏やかに疲れを癒します。


(3) 睡眠のサポート

ぐっすり眠りたいときには「ラベンダー精油」を使ってみましょう。優れた鎮静作用を持ち、身体のリズムや自律神経のバランスを整えてくれます。


(4) リラックス

緊張や興奮で眠れない夜、リラックスしたいときには、「ラベンダー精油」や「オレンジ・スイート精油」などの鎮静作用をもつ精油をお風呂に3~5滴入れ、よくかきまぜてから入浴します。香りが副交感神経に働きかけ、リラックスした気持ちで眠りにつくことができます。


■ スポーツにおすすめの精油(オイル)

(1) ペパーミント/h3>
ペパーミントの効能は、刺激作用や冷却作用です。
エネルギーを増進させるのと同時に、熱をもった部分を覚ます効果があります。脳に刺激を与えて集中力を高めてくれる効果も期待できます。


(2) レモングラス

レモングラスにはリラックス&リフレッシュ効果があります。ストレス解消や、緊張感や不安感をやわらげ心をほぐしてくれます。


(3) ラベンダー

ラベンダーには鎮静作用や抗炎症作用があります。筋肉痛を和らげたり、傷の治りを促進させたりするほか、血圧を下げ、心拍を鎮めるのにも役立ちます。


(4) ローズマリー

ローズマリーには鎮静作用と神経刺激作用があり、筋肉疲労や炎症を抑えたりすることが期待できます。また、神経を刺激して頭をクリアにしてくれるので、集中力アップにもつながります。


■ スポーツアロマのやり方

短時間で筋肉を温めしなやかにする効果や、疲労回復を早めることに役立つため、運動をする前後に腕や肩、脚などに薄く塗りながらマッサージをする。
また、リラックス効果のある精油をお風呂に3~5滴入れて入浴するなどのやり方がある。


さいごに

これからどんどん気温も下がり、ケガをしやすい季節になっていきます。
そうならない為にも今回紹介したスポーツアロマを取り入れて、ケガの予防やメンテナンスをしながらスポーツを楽しんでいきましょう。

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