「体力」ってそもそも何?|ボクシングフィットネスジムNOA

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皆さん、体力とは何かと聞かれたときに何を思い浮辺ますか?
体力がついた!体力のある人!そもそも体力とはどんな意味なのでしょうか?
普段あまり考えることがないことだと思うので、ぜひこの機会に一緒に考えてみましょう。


■ そもそも「体力」の定義とは

(1) 身体的要素

身体的要素はその名の通り、肉体が持つそもそもの機能のことを指します。例えば、筋力、柔軟性、持久性、免疫、体温調整、体格などです。


(2)精神的要素

精神的要素は、意志、意欲、精神的ストレスへの抵抗力など、肉体とは直接関与の無い、精神に関する能力のことを言います。


(3) 行動体力

行動、運動に直接かかわる能力のことを指します。運動を起こすためには「筋力、瞬発力」などが必要であるとともに「意志や判断力」も必要なのです。その行動を持続させたり、調整したりする「持久性、柔軟性、協働性」などもこの行動体力に含まれます。さらに、この行動体力は「形態的体力」と「機能的体力」に分けられます。形態とは、体格や姿勢、臓器の大きさなどの基盤を言い、機能はそれらを動かすための筋力、柔軟性などの能力です。


(4) 防衛体力

生命維持のために必要な体力とも言われ、体温調整や免疫力、臓器の構造、ストレスへの抵抗力などがこれにあたります。防衛体力が無ければ、すぐ病気になったり、運動するにもモチベーションが上がらなかったり、トレーニングをしてもトレーニング効果が上がらなかったりすることにつながります。したがって、防衛体力は、行動体力の基盤を成しているものだとも言えるでしょう。


■ 体力測定などで計測する「体力」とは

(1) 全身持久力

心臓や肺の機能に依存する身体のスタミナや粘り強さのこと。一定の運動を長く続けることができる体力や粘り強さのことで、筋力・瞬発力・柔軟性・調整力と並ぶ基本的運動能力のひとつとされています。


(2) 筋力

筋が収縮するときに生まれる力のことをいいます。筋は関節をまたがっ て骨に付着し、関節を曲げ伸ばしすることで筋も収縮、弛緩を繰り返します。おもに関節を曲げるときに力を発揮する筋を「屈筋」、関節を伸ばすときに力を発揮する筋を「伸筋」といい、屈筋と伸筋がバランスよく力を発揮することで思い通りに身体を動かすことができます。


(3) バランス能力

静止姿勢または動的動作中の姿勢を任意の状態に保つ、また不安定な姿勢から速やかに回復させる能力を意味します。 スポーツ選手においては適切な姿勢を保つ能力は競技力における重要なボディコントロール能力のひとつとなりますし、高齢者においてはしっかりと「立ち」「歩く」生活機能上の重要な一要素になります。


(4) 柔軟性

体力の一要素であり、筋肉と腱が伸びる能力のこと。 動きのしなやかさだけでなく、傷害の予防などにも関係する。 柔軟性は筋肉と腱が伸びる能力のことで、筋力・瞬発力・持久力・調整力とともに基本的な運動能力のひとつとされています。


■ 体力と持久力の違いはある?

持久力はとは、長く運動しつづけることのできる体力のことです。
わかりやすく違いを説明すると、体力はその人の持つパワーみたいなもので、
持久力はそれがどのくらい継続できるかです。


■ 体力をつけるために必要なこととは?

体力・身体抵抗力を維持するためには、運動・食事・生活習慣すべて重要となってきます。適度な運動・質の良いバランスのとれた食事・十分な睡眠が必要です。 まず、散歩やストレッチなどの適度な運度は、血行を良くし、体温を上げて体力・身体抵抗力が正常に働きやすい身体の状態をつくります。 また、運動をすることでストレスの解消にも繋がります。


最後に

体力がないと、抵抗力が弱まり感染症にかかりやすくなったり、慢性的に疲れが抜けない状態が続きやすくなります。やる気や気力などが低下してしまうこともあるので、体力をつけることは重要です。
日々の生活の中でできることばかりなので、無理せず徐々に体力をつける意識で継続していきましょう。体力をつけるための運動と、栄養バランスが整った食事を意識し、疲れにくい体づくりを目指していきましょう。

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